価値を下げない!ヴィトンの金具・革の劣化を防ぐ簡単メンテナンス法
「お気に入りのヴィトン、金具がくすんできちゃった…」
「革の部分が乾燥してひび割れそう…」
ルイ・ヴィトンは、その丈夫さで知られる一方、金具や革の部分は日々の使用によって劣化が進んでしまいます。特に、モノグラムやダミエに使われるヌメ革や、真鍮の金具はデリケートで、適切なケアをしないと、せっかくの価値が下がってしまいます。
でも、安心してください! 専門的な道具がなくても、自宅で簡単にできるお手入れで、ヴィトンのバッグや財布を美しい状態に保つことができます。
この記事では、金具と革の劣化を防ぎ、高額査定を狙うための簡単メンテナンス法を解説します。
1. 金具のくすみ・変色を防ぐ
ヴィトンの金具は、主に真鍮(しんちゅう)が使われており、空気中の酸素や手の油分でくすんだり、変色したりします。
メンテナンス法:柔らかい布で磨く
準備するもの:乾いた、柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)
お手入れ方法:
金具の表面を、乾いた布で優しく丁寧に拭きます。
この時、力を入れすぎないように注意しましょう。
このお手入れを、使用後に毎回行うことで、くすみや変色を防げます。
NG行為:研磨剤入りのクロスや、硬い布で強くこするのはNGです。メッキが剥がれてしまう可能性があります。
2. ヌメ革のシミ・ひび割れを防ぐ
モノグラムの持ち手やパイピングに使われるヌメ革は、経年変化で美しいアメ色になるのが特徴ですが、水や油に弱く、シミになりやすい素材です。
メンテナンス法:乾燥と保湿がポイント
準備するもの:乾いた、柔らかい布、革製品用防水スプレー
お手入れ方法:
ヌメ革の表面を、乾いた布で優しく拭き、手の油分やホコリを落とします。
水分を固く絞った布で、革全体を拭くようにして水分を与えます。
乾いてから、革製品用の防水スプレーを吹きかけると、水濡れによるシミを防ぐことができます。
注意点:革用の防水スプレーは、必ず革製品専用のものを選び、目立たない場所で試してから使いましょう。
NG行為:雨の日の使用
ヌメ革は雨に濡れると、水滴の跡がシミになりやすいです。雨の日の使用はできるだけ避けましょう。もし濡れてしまった場合は、すぐに乾いた布で優しく拭き取ってください。
3. ベタつき・ひび割れを防ぐ
モノグラムやダミエの表面に使われるPVC素材は、日本の高温多湿な環境ではベタつきやひび割れが起きやすいです。
メンテナンス法:通気性を確保する
準備するもの:乾いた、柔らかい布
お手入れ方法:
使用後に、乾いた布で表面を優しく拭きます。
クローゼットにしまう際は、他のバッグと密着させず、少し隙間を空けて保管しましょう。
定期的に風通しの良い場所で陰干しをすると、湿気を飛ばすことができます。
NG行為:ビニール袋での保管
ビニール袋に入れて保管すると、湿気がこもり、ベタつきの原因になります。必ず購入時についてくる不織布の保存袋に入れて保管しましょう。
まとめ
ルイ・ヴィトンのバッグや財布は、日々の少しの心がけで、美しい状態を長く保つことができます。
金具:使用後に乾いた布で優しく磨く
ヌメ革:使用後に乾いた布で拭き、定期的に革用防水スプレーをかける
PVC素材:通気性の良い場所で保管し、定期的に陰干しをする
これらの簡単なメンテナンス法を実践するだけで、あなたのヴィトンの価値は保たれ、もし売却する時が来ても、高額査定につながるでしょう。