ヴィトン買取|シリアル番号から見るヴィトンの価値と査定額
ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のアイテムを売却する際に、多くの人が気になるのが「シリアル番号(製造番号)」。シリアル番号はその製品が いつ・どこで作られたのか を示すものであり、真贋判定や査定額にも大きく関わります。この記事では、ヴィトンのシリアル番号の見方や、査定額に影響するポイントを詳しく解説します。
1. シリアル番号とは?
ヴィトンのバッグや財布には、アルファベットと数字が組み合わさった 製造番号(シリアルナンバー) が刻印されています。
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例: SP1025
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「SP」=フランスの工場コード
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「1025」=2005年12週目(3月頃)製造
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つまり、この番号で「どの工場で、いつ作られたか」を確認できる仕組みです。
2. シリアル番号の形式の変化
(1) 1980年代以前
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3桁や4桁の数字のみ。
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現在のような詳細な判別は難しい。
(2) 1990年代
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アルファベット2文字+数字3〜4桁。
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アルファベットは工場コード、数字は製造年月を表す。
(3) 2007年以降
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アルファベット2文字+数字4桁が基本。
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前2桁=製造週、後2桁=製造年を表す。
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例:SP1025 → 2015年10週目製造
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(4) 最近のモデル
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一部の最新モデルでは ICチップ内蔵(RFIDタグ) に移行。外側からは確認できない場合もある。
3. シリアル番号が査定に与える影響
(1) 真贋判定の重要な手がかり
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シリアル番号はヴィトン正規品である証拠の一つ。
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偽物は番号の位置が不自然・フォントが違う・存在しないコードを使うことが多い。
(2) 製造年による価値の差
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新しい製造年のモデルほど査定額は高め。
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古くても人気ライン(モノグラム・ダミエ・限定コラボ)は高値が付くことも。
(3) 生産地による人気
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「Made in France」「Made in Spain」など生産国も刻印される。
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日本では「フランス製」が根強い人気。
(4) 廃盤・限定品のシリアル
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廃盤になった型番や限定生産のシリアル番号は、中古市場でプレミアがつきやすい。
4. シリアル番号の探し方
バッグや財布によって刻印場所は異なります。
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バッグ:内ポケットの裏側、縫い目の近く
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財布:小銭入れ内部、札入れの奥
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ベルト・小物:裏面の刻印部分
👉 ただし、無理に探して革を傷めないよう注意。
5. シリアル番号と査定額の関係|実例イメージ
シリアル番号例 | 製造年 | 状態 | モデル | 査定額の目安 |
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SP4121 | 2021年製 | 良好 | ネヴァーフル MM | 約140,000〜170,000円 |
CA0020 | 2020年製 | 使用感あり | ジッピーウォレット | 約50,000〜65,000円 |
MI0010 | 2010年製 | 良好 | スピーディ 30 | 約70,000〜100,000円 |
VI0995 | 1995年製 | 角スレあり | アルマ モノグラム | 約30,000〜50,000円 |
👉 同じモデルでも製造年が新しいほど査定額が高い傾向にあります。
6. 高額査定を狙うためのポイント
(1) シリアル番号の確認を伝える
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査定時に「シリアル番号は〇〇です」と伝えると、査定士のチェックもスムーズになり高評価につながる。
(2) 新しいモデルは早めに売却
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使用感が出る前に売ったほうが査定額が落ちにくい。
(3) 廃盤モデルは「市場価値」をチェック
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ネットオークションやブランド相場サイトで、同じシリアル番号の年代の価格を参考にしておくと安心。
7. まとめ
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ヴィトンのシリアル番号は 製造年・製造国を示す大切な情報。
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新しい製造年、人気モデル、フランス製は特に高額査定につながりやすい。
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廃盤や限定シリアルはプレミア価値を持つこともある。
ヴィトンを売る前には必ずシリアル番号をチェックし、その情報を踏まえて複数の業者に査定依頼をすることが、高額買取の近道です。