そのままはNG!ヴィトンの査定額を下げない長期保管テクニック
「大切なヴィトン、クローゼットにしまいっぱなし…」
「久しぶりに見たら、ベタつきやカビが…どうしよう!」
ルイ・ヴィトンのバッグや財布は、高価な買い物だからこそ、大切に保管したいもの。しかし、ただクローゼットにしまっておくだけでは、日本の高温多湿な環境では、カビやベタつき、型崩れなどの劣化が進んでしまい、いざ売ろうと思った時に査定額が大きく下がってしまうことがあります。
この記事では、あなたのヴィトンの価値を守り、長期保管でも査定額を下げないための保存テクニックを、プロが実践するコツも交えて解説します。
1. 始める前に!なぜヴィトンの長期保管は難しい?
ルイ・ヴィトン製品、特にモノグラムやダミエの素材は、日本の気候と相性が悪い点があります。
PVC素材のベタつき:モノグラムやダミエの表面に使われているPVC(ポリ塩化ビニル)素材は、高温多湿な環境に長時間置かれると、素材に含まれる可塑剤が溶け出して表面がベタベタになってしまいます。
ヌメ革のシミ・ひび割れ:モノグラムの持ち手やパイピングに使われるヌメ革は、水分や油分に弱く、放置するとシミやひび割れの原因になります。
型崩れ:中身を空にしたまま長期間保管すると、バッグ本来の美しい形が失われます。
2. 【実践編】査定額を下げないための保存テクニック
テクニック①:クローゼットの「換気」を徹底する
クローゼットの奥はNG:クローゼットの奥は空気がこもりやすく、湿気が溜まりやすい場所です。バッグは、他の衣類との間に少し隙間を空けて保管しましょう。
定期的な換気:晴れた日にはクローゼットの扉を開けて、空気を入れ替えるだけでも効果があります。
テクニック②:湿気対策を万全にする
除湿剤の活用:クローゼットや引き出しに除湿剤を置くのは必須です。除湿剤は定期的に交換しましょう。
新聞紙はNG:新聞紙は湿気を吸いますが、インクが移ってバッグの裏地が汚れてしまうことがあるので、使用は避けましょう。
テクニック③:バッグの中に「詰め物」をする
型崩れ防止:新聞紙以外の白い紙やタオル、プチプチなどを丸めて、バッグの形を整えるように中に詰めましょう。パンパンに詰めすぎると、逆に負荷がかかるので注意が必要です。
財布も同様:長財布の場合も、内側に薄い紙などを挟んで、型崩れを防ぎましょう。
テクニック④:購入時の保存袋を正しく使う
不織布の保存袋:ルイ・ヴィトン製品の購入時についてくる不織布の保存袋は、通気性が良く、ホコリや傷からバッグを守ってくれます。必ずこの袋に入れて保管しましょう。
プラスチックケースやビニール袋はNG:通気性が悪く、湿気がこもってカビやベタつきの原因になるので、絶対に避けましょう。
3. 定期的な「お手入れ」を忘れずに
長期保管している間も、時々バッグの状態をチェックしましょう。
乾いた布で拭く:月に一度はバッグをクローゼットから出して、乾いた柔らかい布で全体を優しく拭きます。特に金具やヌメ革の部分は丁寧に拭きましょう。
陰干し:風通しの良い日陰で数時間干すことで、湿気を飛ばすことができます。
まとめ
ルイ・ヴィトンのバッグは、ただ保管するだけでなく、正しい方法でケアすることで、その価値を長く保つことができます。
湿気を避け、風通しを良くする
型崩れ防止のために、中に詰め物をする
購入時の保存袋に正しく入れる
定期的に状態をチェックする
これらの簡単なテクニックを実践するだけで、あなたのヴィトンの価値は保たれ、もし売却する時が来ても、最高額での買取に繋がるでしょう。ぜひ、今日から試してみてください。