ルイ・ヴィトン買取で「シリアル番号の確認」が重要な理由と価値を見極める方法
高級ブランドの代名詞ともいえる「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」。
中古市場でも圧倒的な人気を誇り、バッグ・財布・小物などの買取価格は常に高水準です。
しかし、同じモデルでも「シリアル番号(製造番号)」の確認によって価値が大きく変わることをご存じでしょうか?
この記事では、ルイ・ヴィトン買取の際にシリアル番号が果たす役割、
そして偽物との見分け方・価値を高く売るためのポイントをわかりやすく解説します。
■ ルイ・ヴィトンの「シリアル番号」とは?
ルイ・ヴィトンの製品には、**製造地と製造時期を示すシリアル番号(Date Code)**が刻印されています。
これは、正規品であることを確認するための大切な手がかりであり、査定士がまずチェックするポイントの一つです。
主な特徴
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2文字のアルファベット+数字の組み合わせ
例:「SP0020」「CA2121」など -
アルファベット:製造国(例:SP=フランス、CA=スペイン)
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数字:製造年月(例:0020=2000年2週目)
つまり、「SP0020」であれば「フランス製・2000年2週目に製造」と判別できます。
■ シリアル番号からわかる「価値の違い」
シリアル番号は単なる識別コードではありません。
実は製造年代や製造地によって、買取価格に差が出ることがあります。
1. 製造年代による価値の変化
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旧モデル(2000年代以前):希少価値があり、コレクター需要が高い。
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新モデル(2010年以降):状態が良ければ高額査定も期待できる。
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廃盤シリーズ:現在は販売されていないため、プレミアが付くことも。
2. 製造国による評価の違い
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フランス・イタリア製:職人の技術が高く評価され、安定して高値。
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スペイン・アメリカ製:比較的流通が多く、若干の査定差が出る場合も。
■ 2021年以降のルイ・ヴィトンは「シリアル番号がない」!?
実は、2021年頃からルイ・ヴィトンは「RFID(ICチップ)タグ管理」に移行しています。
これにより、一部の最新モデルには刻印式のシリアル番号が存在しません。
その代わり、製造情報はタグ内部のICチップに記録されています。
査定時のポイント
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正規店またはブランド買取店で「ICチップ読み取り」対応があるか確認。
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買取店が「シリアルなし=偽物」と判断しないよう、説明できるようにしておくこと。
■ 偽物(コピー品)を見分けるポイント
近年、精巧なコピー品が増えており、シリアル番号があっても偽物というケースも存在します。
以下の点をチェックしてみましょう。
チェック項目 | 偽物の特徴 |
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フォント | 数字や文字の間隔が不自然、刻印が浅い |
刻印位置 | 公式の位置と違う(ポケット裏や縫い目に隠れていない) |
レザー質感 | 安っぽいツヤや匂いがある |
ステッチ | 縫い目が不均一、色が異なる |
正規品の場合、シリアル刻印は非常に繊細で、ルーペで見ても均一な刻印がされています。
■ 高額査定を狙うなら「シリアル番号+状態+付属品」
シリアル番号が確認できても、状態が悪ければ査定は下がります。
逆に、保存状態が良く、付属品(箱・保存袋・ギャランティカード)が揃っている場合は、査定額が一気にアップします。
査定アップのコツ
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汚れは柔らかい布で軽く拭いてから持ち込む
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箱・袋・レシートなどはまとめて提出
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購入時期・場所がわかる情報をメモしておく
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シリアル番号の写真をスマホで撮っておく
■ シリアル番号確認のベストタイミング
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売る前に自分でチェックしておくことで、査定士とのやりとりがスムーズ。
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オンライン査定でも、シリアル番号を伝えると正確な見積もりが可能。
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査定額が思ったより低い場合は、他店に再査定を依頼して比較しましょう。
■ まとめ:ルイ・ヴィトン買取でシリアル番号を味方につけよう
シリアル番号は、単なる製造番号ではなく、
「本物の証明」「価値の裏づけ」「高額査定の鍵」となる重要な情報です。
正しい場所で確認し、買取前に整理しておくことで、
同じルイ・ヴィトンでも数万円単位で査定が変わることもあります。
信頼できるブランド買取店を選び、
あなたのヴィトンを最適なタイミングと方法で手放すことが、後悔しない買取のコツです。