さいたま市「保活の指数」加点ガイド|あと1点上げるための具体的な方法と注意点


さいたま市で保育園への入園を目指す際、避けて通れないのが「指数(点数)」の壁です。希望する認可保育所に内定をもらえるかどうかは、世帯ごとの合計点数で決まります。「フルタイム共働きなのに落ちた」「どうすれば点数が上がるの?」と不安を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。

さいたま市の選考基準は非常に細かく、わずか「1点」の差で合否が分かれることも珍しくありません。この記事では、さいたま市の保活における指数の仕組みを徹底解説し、現状の点数をさらに伸ばすための具体的な対策と、申請時の注意点を詳しくご紹介します。


さいたま市の「利用調整指数」の基本構造

さいたま市の入園選考は、大きく分けて2つの指数で構成されています。

1. 基本指数(就労・状況点)

父・母それぞれの状況に応じて付与される点数です。

  • 外勤フルタイム(週5日・1日8時間以上): 最高の20点が付与されます。

  • 時短勤務: 実際の勤務時間ではなく「契約上の勤務時間」で判断されます。

  • 自営業・内職: 勤務実態や収入を証明する書類が必要となります。

2. 調整指数(加点・減点項目)

世帯の個別事情を考慮して点数を増減させる仕組みです。ここで「+1点」や「+2点」を積み上げられるかどうかが、激戦区での勝敗を左右します。


確実に「あと1点」を積み上げるための具体策

基本指数が夫婦ともに満点(合計40点)であっても、人気園では「41点以上」の争いになります。以下の項目で加点を狙えないか、現在の状況を再確認しましょう。

認可外保育施設(ナーサリールーム等)への有償預け入れ

さいたま市において最も代表的な加点方法の一つが、既に認可外保育施設にお子さんを預けて復職しているケースです。

  • 加点内容: 月16日以上かつ1日4時間以上の利用実態がある場合、調整指数として加算されることがあります。

  • 注意点: 認可保育所の入園を申し込む時点で、既に預けている実績が必要です。

兄弟姉妹の在籍状況

既に上の子が認可保育所に在籍しており、同じ園(または同一施設)を希望する場合に加点がつきます。また、兄弟姉妹で同時に申し込む場合も、同時入園を希望することで調整の対象となります。

育児休業明けのタイミング

育児休業を終了し、復職するタイミングで申し込むことが加点の条件となる場合があります。書類上、復職予定日が「入園月の月末まで」であることを証明する必要があります。

ひとり親世帯・多子世帯の優遇

ひとり親(シングルマザー・シングルファザー)世帯や、お子さんが3人以上いる多子世帯には、優先的な加点措置が設けられています。


指数が同点だった場合に決着をつける「優先順位」

「40点で並んだ場合はどうなるの?」という疑問も多いでしょう。さいたま市では、指数が同点だった場合の「優先順位」も明確に定められています。

  1. 市外からの転入予定: さいたま市民(または転入確定者)が優先されます。

  2. 所得(住民税額)の低さ: 指数が同じであれば、経済的支援の必要性が高い世帯が優先されます。

  3. 希望順位: 第1希望に書いた園の方が有利になるケースもあります。


申請時に気をつけたい「点数を下げない」ための注意点

加点を狙う一方で、思わぬミスで点数を下げてしまったり、審査対象外になったりするリスクを回避しましょう。

就労証明書の有効期限と記載内容

就労証明書は、発行から3ヶ月以内などの有効期限があります。また、勤務時間が基準を1分でも下回るとランクが下がってしまうため、会社に記入を依頼する際は契約内容と相違がないか必ずチェックしてください。

ランクの判定基準を勘違いしない

「時短勤務に切り替えたから点数が下がる」と思い込んでいる方が多いですが、さいたま市では「育休前の契約時間」で判定してくれる特例措置などもあります。最新の「利用案内」で例外規定を確認しましょう。

申込み園を絞り込みすぎない

「第1希望の園に入りたいから、あえて他の園を書かない」という戦略は、さいたま市の保活では非常に危険です。希望順位は選考に影響しますが、希望園を多く書くことで「どこにも入れない(保留)」という事態を防ぐ確率が高まります。


まとめ:戦略的な保活が納得のいく結果を生む

さいたま市の保活は、単に書類を出すだけではなく「自分の世帯が今何点なのか」「あとどこで加点が狙えるのか」を正確に把握するシミュレーションが不可欠です。

まずは、各区役所の支援課で配布されている最新の「保育施設利用案内」を隅々まで読み込み、ご自身の状況に当てはめてみてください。また、昨年度の「最低入選点数(ボーダーライン)」を確認することで、希望園の難易度を客観的に判断できます。

早めの準備と正確な情報収集で、お子さんとご家族にとって最良のスタートを切りましょう。


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