【総量規制の例外】年収の1/3以上の借金があってもおまとめローンなら解決できる理由


「年収の3分の1を超える借金があるから、もうどこからも借りられない」「おまとめしたくても審査以前に法律で無理なのでは?」と諦めていませんか?

実は、通常のカードローンには適用される**「総量規制」というルールには、いくつかの「例外」**が設けられています。おまとめローンはその代表例であり、年収の3分の1以上の借入があっても利用することが可能です。

この記事では、なぜおまとめローンが総量規制の対象外となるのか、その法的根拠と解決できる理由、そして利用時の注意点を詳しく解説します。


1. 総量規制とは?なぜ「年収の1/3」という制限があるのか

まず、基本となる総量規制についておさらいしましょう。

  • 定義: 貸金業法に基づき、貸金業者(消費者金融やカード会社)からの借入合計額を**「年収の3分の1」**までに制限するルールです。

  • 目的: 消費者が過度な借入によって多重債務に陥り、生活が破綻するのを防ぐために2010年に完全施行されました。

通常、この制限があるために、すでに年収の3分の1に近い借金がある人は、新しいカードローンの審査に通ることができません。


2. おまとめローンが「例外」として認められる法的根拠

総量規制には、利用者の利益を保護するために**「例外」「除外」という規定があります。おまとめローン(借換え)は、このうちの「顧客に一方的有利となる借換え」**として例外に該当します。

「顧客に一方的有利」と見なされる条件

金融庁のガイドラインでは、以下の条件を満たすおまとめローンを総量規制の例外として認めています。

  • 金利が下がる: 現在の借入よりも低い金利が適用されること。

  • 毎月の返済額が下がる: 毎月の負担が軽減され、無理のない返済計画であること。

  • 返済専用であること: 新たな借入(キャッシング枠)を作らず、完済を目的としていること。


3. 年収の1/3以上あっても「解決」できる3つの理由

おまとめローンが総量規制の壁を越えて、現状を打破できる理由は以下の通りです。

理由①:法律上「貸しても良い」とされているから

おまとめローンは、利用者の借金を増やすためのものではなく、**「減らすための契約」**です。そのため、年収の制限に関わらず、銀行や消費者金融は融資を行うことができます。

理由②:利息制限法によるメリットを享受できる

複数の借入を一本化して総額が100万円を超えると、利息制限法により上限金利が年15.0%に制限されます。現在、小口の借入数社で18.0%程度の金利を払っている場合、これだけで大幅に利息をカットできるのです。

理由③:完済への一本道が作れる

カードローンのように「返しては借りる」を繰り返すことができない仕組み(返済専用)のため、着実に借金が減っていきます。総量規制を超えた状態からでも、計画的に完済を目指せる唯一の公的なルートと言えます。


4. 利用前に知っておきたい!審査と返済の注意点

「法律上借りられる」ことと「審査に通る」ことは別物です。以下の点には注意しましょう。

  • 支払い能力の審査は厳しい: 法律の制限はなくても、金融機関独自の審査があります。高額な融資になるため、安定した収入や現在の延滞がないことが厳しくチェックされます。

  • 銀行と消費者金融の違い: * 銀行: そもそも貸金業法(総量規制)の対象外ですが、現在は銀行独自の「自主規制」により、年収の1/3〜1/2程度を上限とする傾向が強まっています。

    • 消費者金融: おまとめ専用ローンとして「例外」の枠組みで柔軟に対応してくれる場合があります。

  • 追加借入の禁止: おまとめ後は、既存のカードローン枠は解約するのが一般的です。「また借りられる」という逃げ道を断つ覚悟が必要です。


まとめ:諦める前に「おまとめ専用」の相談を

年収の3分の1を超える借金があっても、おまとめローンという「例外」のルールを使えば、金利を下げ、毎月の負担を軽くし、完済への道筋を立てることが可能です。

「自分はもうブラックだから無理だ」「年収の制限で断られるはずだ」と思い込まず、まずは現在の借入状況を整理し、おまとめ専用商品を扱っている金融機関へ相談してみてください。

総量規制の例外規定は、あなたの生活を立て直すために存在しています。この仕組みを賢く利用して、借金のない平穏な日常を取り戻しましょう。